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アリ植物(蟻植物) ありしょくぶつ myrmecophyte

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世界大百科事典 第2版の解説

ありしょくぶつ【アリ植物(蟻植物) myrmecophyte】

植物体の一部をアリの生活場所として提供し,アリと共生関係にあるといわれる植物で,熱帯地方に多い。アリに住居を提供する代償として植物体が外敵から保護されているといわれるが,具体的に共生関係が確かめられた例はない。熱帯アジアアリノストリデMyrmecodia tuburosa(アカネ科)は樹木に着生しており,膨れた茎は若い時には貯水器官であるが生長するにつれて乾き,そこにアリが巣をつくる。アカネ科には,ほかに,熱帯アジアのアリノスダマHydnophytum montanumなどがあり,タデ科のTriplaris americana,トケイソウ科のBarteria fistulosaも有名な例である。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のアリ植物(蟻植物)の言及

【アリ(蟻)】より

…マレー半島のミツデオオバギ(トウダイグサ科)は幹や枝の芯に空洞があり,その中にマカランガシリアゲアリがすんでいて,托葉にできる微小な食体や空洞内にすむカイガラムシの排出物を食料として生活している。アリが植物体をすみかとし,両者の間に特別な関係を生じたものをアリ植物といい,熱帯地方に見られる。 一つのコロニーに含まれている働きアリの数は日本産のクビレハリアリで約20匹,クロヤマアリでは数千匹,エゾアカヤマアリ(イラスト)で数万匹程度であるが,アフリカ産のサスライアリや中南米産のグンタイアリ(イラスト)には数百万匹に及ぶものがある。…

※「アリ植物(蟻植物)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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