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アルゴス(伝説) あるごす

世界大百科事典内のアルゴス(伝説)の言及

【アルゴナウタイ伝説】より

…遠征を決意したイアソンのもとにはヘラの導きで50人余の英雄が全ギリシアから参集した。船大工のアルゴスArgosはアテナ女神の加護のもと50人の櫂座をもつ人類最初の大船を造り,アテナみずから,有名なゼウスの神託所ドドナの森のカシ材から人語を発する不思議な木片を造り,へさきに取りつけ,アルゴ船(〈迅速号〉ほどの意)と名づけた。乗組員には隊長のイアソンのほか,ペレウス,テセウス,アドメトスAdmētos,オルフェウス,メレアグロス,ヘラクレスなど,トロイア戦争の英雄の1ないし2世代前の有名な英雄が名を連ねた。…

【クジャク(孔雀)】より

…それゆえに,古代ギリシアでは天空神ゼウスの妻ヘラの聖鳥とされた。また,全身に目をもつ怪物アルゴスは,死んでクジャクに変身したとも,ヘラがその目をクジャクの尾羽にちりばめたとも伝えられる。尾羽が抜け変わるところから,キリスト教社会ではクジャクを復活の象徴ともした。…

【ヘラ】より

…彼女はまたアフロディテ,アテナ両女神と美を競ったものの,トロイア王子パリスの審判で敗れたため,やがて起こったトロイア戦争で終始トロイア方に敵対したばかりか,トロイア陥落後,新しい祖国を求めて旅立ったローマ建国の祖アエネアスをも迫害しつづけたという。 彼女の崇拝地としてはペロポネソス半島のアルゴスとイオニア地方のサモス島が名高く,両所では彼女は町の守護神でもあった。またアルゴス,サモスを含むいくつかの土地では,ゼウスとヘラの結婚を記念する〈聖婚hieros gamos〉の儀式が行われ,ボイオティア地方のプラタイアイのそれは,オークの木で作られ,花嫁に付き添う乙女とともに荷車でキタイロン山に運ばれるヘラの神像の名からダイダラDaidala祭と呼ばれていた。…

【目∥眼】より

…《山海経》には1眼や多眼の怪物・怪獣が枚挙にいとまがないほどあるが,インドでもたぐいない美女ティローッタマーを眺めるためにインドラ神に1000個の目ができたという話がある。けれども一般に多眼も両義性を表すとされ,満天の星のごとく万象を照らしながらも多眼の当人は暗黒に取り残されているのは,ギリシア神話で100眼をもつアルゴスが一瞬の眠りにすべての目を閉じたすきにヘルメスに首を切られた例に象徴されている。 仏教には五眼(ごげん)がある。…

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出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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