アルバート クロード(英語表記)Albert Claude

20世紀西洋人名事典 「アルバート クロード」の解説

アルバート クロード
Albert Claude


1899 - 1983
ベルギー,米国細胞学者。
元・ブリュッセル大ジュール・ボルデ研究所所長。
ロンギエ(ベルギー)生まれ。
1929年米国に渡り、ロックフェラー研究所で働く。’50年ベルギーに戻り、’71年まで国立癌センター所長。その後ルーヴァン・カトリック大教授も務める。’74年ブリュッセル大学ジュール・ボルデ癌研究所所長となる。ミトコンドリア,ミクロソームの分離に成功し、電子顕微鏡による細胞の微細構造の研究に貢献した事により、’74年パラディ等と共にノーベル医学生理学賞を受賞する。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android