アルビレックス新潟(読み)アルビレックスニイガタ

デジタル大辞泉 「アルビレックス新潟」の意味・読み・例文・類語

アルビレックス‐にいがた〔‐にひがた〕【アルビレックス新潟】

日本プロサッカーリーグクラブチームの一。ホームタウン新潟県の全市町村。地元クラブチームなどを母体に平成8年(1996)に活動開始。平成11年(1999)Jリーグに参加。
[補説]「アルビレックス」はアルビレオ白鳥座恒星の名)とレックス(ラテン語で王の意)をあわせた造語

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「アルビレックス新潟」の意味・わかりやすい解説

アルビレックス新潟
あるびれっくすにいがた

日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)所属クラブ。欧文表記はALBIREX NIIGATA。法人名は「株式会社アルビレックス新潟」。新潟市および新潟県聖籠(せいろう)町をホームタウンとし、新潟県を活動区域としている。ホームスタジアムは新潟県立鳥屋野潟(とやのがた)公園新潟スタジアム(収容人員4万2300)、新潟市陸上競技場(収容人員1万8671)。チーム名(ALBIREX)は白鳥座の中の二重星を表す「アルビレ(オ)」と「レックス(ラテン語で王の意)」をあわせた造語。サッカー界の王者に向かって羽ばたくという意味を表している。マスコットは白鳥をモチーフにした「アルビくん」と「スワンちゃん」。クラブカラーはオレンジ、ブルー。

 1955年(昭和30)、新潟イレブンサッカークラブとして創部。1986年に北信越サッカーリーグに昇格した。1994年(平成6)にチーム名を「アルビレオ新潟FC」と改称。1996年には株式会社アルビレオ新潟を設立し、プロサッカーチーム「アルビレオ新潟FC」として活動を開始した。1997年、県民による投票によりチーム名をアルビレックス新潟に改称した。1998年にJFL日本フットボールリーグ)に昇格し、1999年からJリーグディビジョン2(J2)に参加。2004年にディビジョン1(J1)昇格を果たした。

 総合型地域スポーツクラブを志向するクラブは、プロバスケットボールチーム、チアリーディングチーム、スキー・スノボチーム、陸上ランニングチームなどとチーム名を共有している。2004年には下部組織にアルビレックス新潟レディースも設立した。

 過去在籍した選手には山口素弘(もとひろ)(1969― )、黒崎久志(1968― )、安英学(アンヨンハ)(1978― 、北朝鮮)らがいる。

[中倉一志]


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デジタル大辞泉プラス 「アルビレックス新潟」の解説

アルビレックス新潟

日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。1999年に加盟。新潟県を活動区域とする。

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とっさの日本語便利帳 「アルビレックス新潟」の解説

アルビレックス新潟

白鳥座の二重星アルビレオ(Albireo)+ラテン語の「王(rex)」(王者へ向けてはばたく、の意味)

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

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