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アルフォンソ[12世] Alfonso XII

世界大百科事典 第2版の解説

アルフォンソ[12世]【Alfonso XII】

1857‐85
スペイン王。在位1874‐85年。イサベル2世の長男。おもにイギリスで学び,いとこのメルセデスと結婚したが死別し,オーストリア大公の娘マリア・クリスティナと再婚。マルティネス・カンポス将軍のクーデタによって王位に就く。穏健派で自由主義者であったこの王は,内戦に疲弊したスペイン社会に好意的に迎えられ,カルリスタ戦争や植民地キューバの反乱収拾。カノバス・デル・カスティリョが率いる議会で,1876年新憲法を制定した。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のアルフォンソ[12世]の言及

【スペイン】より

…そのため,労働者階級による騒乱の要因はつねに存在し,以後,経済危機や政治不安の際には必ず表面化した。
[公式のスペインと現実のスペイン]
 王政復古を意図した保守派の政治家が支援を受けて,まず1874年1月2日に,パビア将軍(1827‐95)がマドリードで蜂起し,同年12月,サグントでマルティネス・カンポスArsenio Martínez Campos将軍(1831‐1900)のクーデタが勃発したため,第一共和国は直ちに倒れ,その結果,アルフォンソ12世(在位1874‐85)が新国王となり,王政が復活した。そして,74年以降の王政復古期の舵は保守派の領袖カノバス・デル・カスティリョの掌中に握られた。…

※「アルフォンソ[12世]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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