アレクセイ レーミゾフ(英語表記)Aleksei Mikhailovich Remizov

20世紀西洋人名事典 「アレクセイ レーミゾフ」の解説

アレクセイ レーミゾフ
Aleksei Mikhailovich Remizov


1877.7.7 - 1957.11.28
ソ連の小説家。
モスクワ生まれ。
商家出身で大学では自然科学を学ぶ。学生運動流刑、釈放後作家活動に入る。童話集「お日さまを追って」(1907年)、「池」(’08年)、「十字架姉妹」(’10年)、「第五の悪」(’12年)などを発表。その後、ロシア革命を批判して1921年パリ亡命、「炎のロシア」(’27年)、「ばら色のきらめきの中で」(’52年)など書き続けた。新写実主義の代表者であり、初期のソビエト作家にも大きな影響を与えた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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