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アレタイオス アレタイオス Aretaios; Aretaeus of Cappadocia

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アレタイオス
アレタイオス
Aretaios; Aretaeus of Cappadocia

2世紀頃在世のギリシアの医師。ローマアレクサンドリアで開業し,ヒポクラテスの教えを復活させた。死後まったく忘れられていたが,イオニア方言で書かれた著書"On the Causes and Indications of Acute and Chronic Diseases","On the Treatment of Acute and Chronic Diseases"が 1554年に発見されて以来,そのすぐれた内容から再評価を受けた。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典内のアレタイオスの言及

【精神分裂病】より

…その前身の〈早発(性)痴呆〉でさえ19世紀半ばからで,躁鬱病が〈マニア〉と〈メランコリア〉の名で古代ギリシアの昔から一貫して記述されてきたのに比べると,はなはだしい不均衡があり,それだけ時代の狂気観にさらされていたことになる。
[概念の変遷]
 むろん,今日の分裂病に相当すると考えられる先行形態は人間の歴史とともに存在したはずで,ギリシア医学でもアレタイオスAretaiosやソラノスによって近似の病像が描かれている。とはいえ,中世から17,18世紀ごろまでは分裂病像の医学的記述に見るべきものがなく,この貧困さに対して,オルレアンの処女ことジャンヌ・ダルク,シェークスピア《ハムレット》のオフィーリア,宗教家スウェーデンボリらの例は当時の分裂病のありようを生き生きと伝えて余すところがない。…

【糖尿病】より

インシュリン血糖【菊池 方利】
【疾病史】
 糖尿病は,すでに古代エジプトの前13世紀の医学パピルスに治療法が記載されており,古代インドの医書《アーユル・ベーダ》にもかなり詳細な診断が記載され,〈体重が重く,金持ちで大食の人がかかりやすい〉と書かれている。ヒッポクラテスには糖尿病を思わせる病気の記録はあるが,糖尿病についてはっきりとした記載がみえるのは後2世紀になってからであり,とくにアレタイオスAretaiosがこの口渇と多尿の病気を正確に記述し,diabētēsという語を初めて病名に使った。アラビア医学ではラージーとイブン・シーナーがこの病気について述べており,16世紀のパラケルススも知っていた。…

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