現代外国人名録2016 の解説
アレッサンドロ デルピエロ
Alessandro Del Piero
- 職業・肩書
- 元サッカー選手
- 国籍
- イタリア
- 生年月日
- 1974年11月9日
- 出身地
- トレビーゾ
- 経歴
- 兄の影響でサッカーを始める。13歳の時、地元のサッカースクールからパドパ(セリエB)のユースチームに入団。17歳でプロ契約。1993年ユベントスに移籍。’94〜95年シーズン故障のエース、ロベルト・バッジョに代わって出場し、驚異的なゴールラッシュで9年ぶりのリーグ優勝に貢献。’95〜96年欧州チャンピオンズリーグでも序盤の5試合連続得点などでトヨタカップ出場の原動力となった。’97年、’98年、2002年、2003年、2005年(のち八百長疑惑でタイトル剥奪)、2006年(のち不正事件でタイトル剥奪)のリーグ優勝に貢献。2006〜2007年シーズン、強制降格によりチームはセリエB所属となるが、セリエBで得点王となるなど、1年での昇格に貢献した。2008年33歳にして初のリーグ得点王に輝く。2010年10月対ACミラン戦でセリエA通算179得点をマーク。セリエAでのクラブ最多得点記録を塗り替え、名実ともにユベントス歴代最高選手となった。2012年オーストラリアのシドニーを経て、2014年はインドのデリー・ディナモスでプレー。2015年引退。この間、1995年3月対エストニア戦でイタリア代表デビュー。’98年W杯フランス大会代表。2000年欧州選手権準優勝に貢献。2002年W杯日韓共催大会ベスト16。2006年W杯ドイツ大会は控えFWながら6大会ぶり4度目のイタリア優勝に貢献。国際Aマッチ出場33試合8得点。粘り強い精神力と固い意志と優れた得点感覚を持つFWとして活躍した。現役時代は173センチ、73キロ。利き足は右。日本のプロレスやアニメが好きで、親日家としても知られる。2012年には東日本大震災復興支援Jスペシャルマッチに出場。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報