アレハンドロ トレド(英語表記)Alejandro Toledo

現代外国人名録2016 「アレハンドロ トレド」の解説

アレハンドロ トレド
Alejandro Toledo

職業・肩書
政治家,経済学者 元ペルー大統領

国籍
ペルー

生年月日
1946年3月28日

出生地
アンカッシュ県チンボテ

本名
トレド・マンリケ,アレハンドロ〈Toledo Manrique,Alejandro〉

別名
別名=Toledo,Cholo

学歴
スタンフォード大学大学院博士課程修了

学位
開発経済学博士(スタンフォード大学)

経歴
先住民インディオ系の血が濃い混血・チョロ出身でペルー北部の山岳地帯にある寒村の貧困家庭に生まれる。少年時代、靴磨きをして生計を支えた。苦学をして米国に留学、博士号を取得し、国連開発計画、世界銀行、米州開発銀行、ILOOECDなどでエコノミスト歴任。1991〜94年ハーバード大学研究員、のちリマ経営学大学院教授。’95年フジモリ政権を批判して大統領選に出馬したが敗北。’96年12月に発生したペルー日本大使公邸人質事件では3日間人質となった。’99年野党“ペルー・ポシブレ(可能なペルー)”を創設党首となる。2000年4月の大統領選では3選を目指すフジモリ大統領に肉薄し決戦投票に持ち込むが、5月選挙の不正を訴え大統領選をボイコット。2001年4月大統領選に出馬し1位となるが、有効得票の過半数を獲得できず、6月に2位のガルシア元大統領との決選投票を行い当選。7月就任。2006年7月退任。2011年の大統領選に出馬するが、第1回目投票で第4位にとどまり敗退。その後、“開発および民主主義のためのグローバルセンター(CGDD)”を創設。1994年早稲田大学に留学した他、同大客員教授(国際経済)を務めた経験を持つ。愛称はチョロ。夫人はベルギー国籍の白人で文化人類学者。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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