コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

アンコール・トム Angkor Thom

世界大百科事典 第2版の解説

アンコール・トム【Angkor Thom】

カンボジアのアンコール朝(9~15世紀)の首都アンコールに残るカンボジア最大の城壁の跡。アンコールとは梵語ナガラ(都市)にあたり,トムはクメール語で〈大きい〉という形容詞にあたる。正方形の城壁で,1辺が約3km,その高さは8mもあり,ラテライト(紅土)のブロックを積み上げて築かれた,きわめて頑丈なものである。その内部の広さは9km2もある。東西南北の各辺の中央には,巨大な城門としての入口があり,さらに東側の城門の北には,もう一つ別の一般に〈勝利の門〉と称する入口がある。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

アンコール・トムの関連キーワードジャヤバルマン(7世)トンレ・サップ[湖]アンコール・ワットアンコール・トムアンコール遺跡カンボジア音楽カンボジア史東南アジア史クメール美術仏教建築クメールバイヨン寺院真臘闘犬

今日のキーワード

ヨリトフグ

硬骨魚綱フグ目フグ科に属する海水魚。本州中部以南の各地と世界中の温帯から熱帯域に分布する。フグ科魚類のなかでも分布範囲がもっとも広い種である。体は円滑で小棘(しょうきょく)はなく、体の腹面に多数のしわ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android