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アンコール・ワット Angkor Vat

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世界大百科事典 第2版の解説

アンコール・ワット【Angkor Vat】

カンボジアに栄えたアンコール朝(9~15世紀)の首都に建てられた,クメール族による代表的な建造物(イラスト)。シエムリアップ市の北約5kmにある。砂岩のブロックを積み上げて建てられた巨大な聖殿で,その全景のシルエットが美しいため,クメール建築の最高傑作としてたたえられている。12世紀前半にスールヤバルマン2世によって造営されたヒンドゥー教(ビシュヌ派)の霊廟寺院である。すなわちこの寺院はスールヤバルマン2世の死後,葬儀を行う所として建設され,王は死後の幸福を願って,ビシュヌ神に帰依している。

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世界大百科事典内のアンコール・ワットの言及

【スールヤバルマン[2世]】より

…また南宋へ朝貢し,その版図はメナム川上流域からマレー半島北部にまで及び,アンコール文明の輝ける時代を築いた。王はまたアンコール・ワットの建立者としても有名である。その回廊内壁の浮彫には王の偉業が描出されており,中央塔堂内では王を神格化した〈ビシュヌ・ラージャ(〈ビシュヌ即王〉の意)〉神像が礼拝されていたという。…

※「アンコール・ワット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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