アンコール−トム(英語表記)Angkor Thom

旺文社世界史事典 三訂版 「アンコール−トム」の解説

アンコール−トム
Angkor Thom

カンボジアにある古クメール人の遺跡
「大きな都」の意。9世紀にヤショーヴァルマン1世(在位889〜900)によって創建周囲3㎞の城壁,東の勝利の門,西の死の門,中央のバヨンという回廊をめぐらせた3層の建物,回廊浮き彫り,4面に顔のある多数の塔などが有名。現存の城壁とバヨンはジャヤヴァルマン7世(在位1181〜1220 (ごろ) )のころのもの。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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