アントニオ パッパーノ(英語表記)Antonio Pappano

現代外国人名録2016 「アントニオ パッパーノ」の解説

アントニオ パッパーノ
Antonio Pappano

職業・肩書
指揮者,ピアニスト ロイヤル・オペラハウス(ROH)音楽監督,サンタ・チェチーリア管弦楽団音楽監督 元モネ劇場音楽監督

国籍
英国

生年月日
1959年12月30日

出生地
ロンドン・エッピング

別名
通称=Pappano,Tony

経歴
両親はイタリア人。6歳でピアノを始め、13歳の時家族で米国に移住、ピアノ・作曲・指揮法をノーマ・ヴェリーリ、グスタフ・マイヤーなどに学ぶ。早くから指揮者を目指し、ニューヨーク・シティ・オペラ、ドイツのバイロイト音楽祭などで補助指揮者として研鑽を積む。1989年オスロ歌劇場でオペラ指揮者としてデビューし、音楽監督に就任。’92年〜2002年ブリュッセルのベルギー王立モネ劇場音楽監督。1993年ウィーン国立歌劇場での代役で、一躍注目を浴びる。’97年イスラエル・フィルハーモニー首席客員指揮者を兼任。同年ニューヨークのメトロポリタン歌劇場にデビュー。’99年バイロイト音楽祭にデビュー。2002年英国ロイヤル・オペラハウス(ROH)の最年少音楽監督に就任。2005年からローマのサンタ・チェチーリア管弦楽団音楽監督兼任。ナイト爵位を叙せられる。1990年初来日。’96年CD「ラ・ボエーム全曲盤」で日本でも注目される。2007年来日公演。2015年ロイヤル・オペラの5年ぶりの日本公演で、「マクベス」「ドン・ジョヴァンニ」を指揮する。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android