アンヌ・テレサ・ドゥ ケースマイケル(英語表記)Anne Teresa De Keersmaeker

現代外国人名録2016 の解説

アンヌ・テレサ・ドゥ ケースマイケル
Anne Teresa De Keersmaeker

職業・肩書
振付師,ダンサー ローザス芸術監督

国籍
ベルギー

生年月日
1960年

出身地
フランダース

専門
コンテンポラリー・ダンス

経歴
モダンバレエの巨匠・ベジャールが創設したダンス学校・ムードラで学び、ニューヨークに渡ってポスト・モダンダンスの洗礼を受ける。1983年仲間とともにダンス・カンパニー、ローザスを結成、同年発表した「ローザス・ダンス・ローザス」で世界中に衝撃を与えた。ブリュッセル王立モネ劇場で活動し、バッハモーツァルトバルトークなどの音楽と身体の構造的な関係を探求した新感覚の作品を発表。国際的に高い評価を受け、世界の現代舞踊界をリードする。’95年にはダンス学校PARTSを創設、後進の指導にもあたる。’89年来日し、横浜アート・ウエイヴでバルトークの音楽に振り付けた作品「ミクロコスモス」を上演2010年には彩の国さいたま芸術劇場などで、マーラーの「大地の歌・最終楽章」を舞踊化した「3 Abschied 3つの別れ」を上演。他の代表作に「レイン」(2001年)、「ビッチェズ・ブリュー/タコマ・ナロウズ」(2003年)、「至上の愛」(2005年)、「デッシュ」(2005年)、「ツァイトゥング」(2010年)など。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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