アンネ・ゾフィー ムター(英語表記)Anne-Sophie Mutter

現代外国人名録2016 の解説

アンネ・ゾフィー ムター
Anne-Sophie Mutter

職業・肩書
バイオリニスト

国籍
ドイツ

生年月日
1963年6月29日

出生地
スイス・ラインフェルデン

学歴
ウィンター・トゥール音楽院

勲章褒章
ドイツ第一等国家功労十字勲章〔1987年〕

受賞
ヘルベルト・フォンカラヤン賞〔2003年〕,国際シーメンス音楽賞〔2008年〕,ライプツィヒ・メンデルスゾーン賞〔2008年〕,ブラームス賞〔2011年〕,ドイツ青少年音楽コンクール第1位(西ドイツ)〔1970年〕

経歴
エルナ・ホーニヒベルガーに師事。1970年6歳でドイツ青少年音楽コンクール優勝。’74年からウィンタートゥール音楽院でアイーダ・シュトゥッキに師事。’76年13歳の時ルツェルン音楽祭に出演中、カラヤンに認められ、’77年ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭でカラヤン指揮ベルリン・フィルと共演し大成功を収める。’77年、’78年ザルツブルク音楽祭に出演。カラヤンの秘蔵っ子として知られた。ニューヨークではメータ、パリではバレンボイム、ロンドンではアバドワシントンではロストロポーヴィチと共演。’85年ロンドン王立アカデミーの最年少名誉会員。優れた感性と完璧な技巧で自由に表現しながら名演を聴かせる。近年は演奏活動の傍ら後進育成医療・福祉問題にも積極的に取り組む。1981年カラヤン指揮ベルリン・フィルとともに初来日。2013年6月3年ぶりに来日公演。2014〜2015年シーズンにカーネギーホールのレジデント・アーティストとして6回演奏会を行う。’89年弁護士と結婚するが、’95年死別。2002年米国人指揮者のアンドレプレビンと再婚するが、2006年離婚。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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