アンリ マシス(英語表記)Henri Massis

20世紀西洋人名事典 「アンリ マシス」の解説

アンリ マシス
Henri Massis


1886 - 1970
フランスの批評家,カトリック思想家。
パリ生まれ。
筆名アガトン(Agathon〉。
1911年アルフレッド・ド・タルドとアガトンの筆名で「新ソルボンヌの精神」や「現代の若者たち」を発表し注目を集める。その後「審判」2巻(’23年、’24年)によって批評家としての地位を確立。又モーラス等の系統をつぐ批評家として、ジッドロマン・ロラン等の文学を混血文学として攻撃。第二次大戦中ビシー政権に加担したため戦後一時沈黙を守ったが、その後も活躍を続け、’60年アカデミー・フランセーズ会員に推される。他の著書に「西欧擁護」(’27年)、「三十年戦争」(’40年)、「モーラスとその時代」(’51年)、「バレスとわれわれ」(’62年)等がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「アンリ マシス」の解説

アンリ マシス

生年月日:1886年3月21日
フランスの評論家
1970年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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