アープテ,H.N.(読み)あーぷて

世界大百科事典(旧版)内のアープテ,H.N.の言及

【インド文学】より

…小説の他の主題はマラータやラージプートを扱う歴史物で,シバージーの前半生を描くR.グンジカル(1843‐1901)の作品はその先駆をなす。この2潮流を書き分けたのがH.N.アープテ(1864‐1919)で,多くの歴史小説のほか,新しい中間階層の生活を描写する《だが誰が注意を向けよう》(1893)などの社会小説も発表した。彼は19世紀末~20世紀初めのマラーティー文学の一つの頂点であり,多くの模倣者を輩出させた。…

※「アープテ,H.N.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android