アーヴィド カールソン(英語表記)Arvid Carlsson

現代外国人名録2016 「アーヴィド カールソン」の解説

アーヴィド カールソン
Arvid Carlsson

職業・肩書
薬理学者 イェーテボリ大学名誉教授

国籍
スウェーデン

生年月日
1923年1月25日

出生地
ウプサラ

専門
神経精神薬理学

学位
医学博士(ルント大学)〔1951年〕

受賞
ノーベル医学生理学賞〔2000年〕,ウルフ医学賞〔1979年〕,日本国際賞(第10回)〔1994年〕

経歴
1951〜59年イェーテボリ大学助教授・準教授、’55〜56年米国国立心臓研究所薬理学研究室客員研究員、’59年イェーテボリ大学理学部教授、’89年名誉教授。この間、’58年に脳の中にある化学物質ドーパミン神経伝達を担っていることを発見し、ドーパミンの過剰作用や不足で起きる精神分裂病パーキンソン病などの解明と治療に貢献。この業績により、2000年ポール・グリーンガード・ロックフェラー大学教授、エリック・カンデル・コロンビア大学教授とともにノーベル医学生理学賞を受賞。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android