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ア・カペラ a cappella[イタリア]

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世界大百科事典 第2版の解説

ア・カペラ【a cappella[イタリア]】

語義は〈礼拝堂風に〉。(1)合唱音楽(聖俗とも)の無伴奏の純粋に声のみによる編成,演奏,(2)そうした響きに基づく作曲様式,すなわちパレストリーナに代表される声楽対位法様式を意味する。16世紀末に起こったモノディなどの新様式の対立概念としてそれ以前の様式をとらえたもので,無伴奏に限らず楽器を伴った豊かな響き,総奏を意味した例もあり,純粋に声楽の響きを理想化したのは19世紀的概念である。【井形 ちづる】

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