イギリス史(年表)(読み)いぎりすしねんぴょう

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

イギリス史(年表)
いぎりすしねんぴょう

B.C.7世紀ころ ケルト人、渡来開始
B.C.55/54 カエサルのブリタニア遠征
A.D.43 ローマのプロウィンキアとなる
5世紀初め ローマ軍撤退
449 ヘンギスト、ホルサ、サネフト島上陸
5~6世紀 アングロ・サクソン人の侵入
597 ケントのエセルバート王、アウグスティヌスのキリスト教布教を許可
663/664 ホイットビー宗教会議
793 デーン人、リンディスファーン修道院を襲う
825 ウェセックス王国のエグベルト王、マーシアをエランダンで破る
829 エグベルト王、ノーサンブリアをドーアで破る
886 アルフレッド王とデーン王グスルムとの協定
991 ノルウェー王オーラフ1世、エセックスのモールドンに来襲、デーンゲルドの徴収始まる
1016 クヌード大王の即位(デーン朝)
1066 ヘースティングズの戦い(ノルマン・コンクェスト)、ウィリアム1世の即位(ノルマン朝、~1154)
1086 『ドゥームズデー・ブック』編纂
1106 タンシブレーの戦い、ヘンリー1世、ノルマンディー公領を併合
1139 マチルダのイギリス上陸、スティーブン王と対決して内乱
1154 ヘンリー2世の即位(プランタジネット朝、~1399)
1170 カンタベリー大司教トマス・ベケット殺害される
1192 リチャード1世、ドイツ皇帝により逮捕される
1204 ガイヤール城陥落、ジョン王の大陸領喪失
1215 ジョン王、マグナ・カルタに署名
1258 シモン・ド・モンフォールらオックスフォード条項で改革要求
1264 ルーイスの戦い
1265 イーブシャムの戦い
1267 マールバラ法の発布
1284 ウェールズ法の制定
1295 模範議会招集
1327 エドワード2世の廃位
1337 フランス王フィリップ6世、イギリスのガスコーニュ領没収宣言
1346 クレシーの戦い
1348~1349 黒死病の流行
1356 ポアチエの戦い
1381 ワット・タイラーの乱
1399 ランカスター公ヘンリーの挙兵、リチャード2世を廃位、ヘンリー4世となる(ランカスター朝、~1485)
1415 アザンクールの戦い
1429 ジャンヌ・ダルクの出現
1450 ジャック・ケードの乱
1453 イギリス軍、ボルドーより引き揚げる(百年戦争終わる)
1455 ばら戦争始まる(~1485)
1461 ヨーク公エドワード4世即位(ヨーク朝、~1485)
1485 ボズワースの戦い(ばら戦争終わる)、ヘンリー7世即位(チューダー朝、~1603)
1533 ヘンリー8世、キャサリンと離婚してアン・ブリンと結婚
1534 ヘンリー8世、国王至上法を発布
1536 「恩寵の巡礼」運動(~1537)、修道院解散(~1539)
1549 ロバート・ケット一揆
1555 メアリー1世のプロテスタント処刑始まる
1558 エリザベス1世即位(~1603)
1559 国王至上法、礼拝統一法再制定
1571 三九信仰箇条制定
1587 スコットランド女王メアリー・スチュアート処刑
1588 スペインの「アルマダ」を撃破
1600 東インド会社設立
1601 救貧法成立
1603 ジェームズ(1世)即位(スチュアート朝、~1714)
1605 火薬陰謀事件
1611 『欽定訳聖書』完成
1620 「巡礼始祖(ピルグリム・ファーザーズ)」の北アメリカ移住
1628 「権利請願」提出
1640 短期議会、続いて長期議会の招集。ピューリタン革命勃発(~1660)
1642 国王軍と議会軍との武力対決始まる
1649 チャールズ1世処刑、共和制成立
1651 航海法成立
1652~1654 第一次イギリス・オランダ戦争
1653 クロムウェル、護国卿に就任
1655 ジャマイカ占領
1660 王政復古、チャールズ2世即位(~1685)
1665~1667 第二次イギリス・オランダ戦争
1672~1674 第三次イギリス・オランダ戦争
1673 審査法成立
1679 人身保護法成立。王位排除法案提出(トーリー党、ホイッグ党結成の契機)
1688 名誉革命勃発
1689 権利章典成立
1690 ボイン河畔の戦い
1694 イングランド銀行設立
1701~1714 スペイン継承戦争
1707 イングランドとスコットランドが合同、グレート・ブリテン王国成立
1714 ジョージ1世即位(ハノーバー朝、~1901)
1720 南海泡沫事件
1721 ウォルポール、初代首相に就任
1740~1748 オーストリア継承戦争
1745 小王位僭称者のジャコバイト反乱
1756~1763 七年戦争
1760~1770年代 紡績機(紡績工業)、機織機(力織機)、蒸気機関などの発明、改良相次ぎ、産業革命起こる
1775 アメリカ独立戦争はじまる(~1783)(アメリカ独立革命)
1780 旧教徒への寛容に反対するゴードン暴動勃発(ロンドン)
1783 パリ条約でアメリカ独立承認
1793 第1回対仏大同盟に参加
1801 アイルランドとの合同成立
1805 トラファルガーの海戦
1807 奴隷貿易禁止
1811 ラダイト運動起こる(~1816ころ)
1812~1814 一八一二年戦争(イギリス・アメリカ戦争)
1814 スティーブンソン、蒸気機関車を完成
1815 ワーテルローの戦い。穀物法成立
1819 ピータールー事件
1824 団結禁止法廃止
1825 ストックトン・オン・ティーズ~ダーリントン間鉄道開通
1828 審査法廃止
1829 カトリック教徒解放法成立
1830 リバプール~マンチェスター間鉄道開通。このころからトーリー党は保守党と改称
1832 第一次選挙法改正。このころからホイッグ党は自由党と改称
1833 工場法成立
1834 救貧法改正
1837 ビクトリア女王即位(~1901)
1838 穀物法反対同盟結成
1839 チャーティスト請願(チャーティスト運動)
1840~1842 アヘン戦争
1846 穀物法廃止
1847 十時間労働法成立
1848 チャーティスト、最後の大請願
1849 航海法廃止
1851 ロンドン万国博覧会
1853~1856 クリミア戦争
1856~1860 アロー戦争
1857 インドの大反乱(翌年、直轄領化)
1867 第二次選挙法改正。カナダ連邦成立
1871 労働組合法成立
1875 首相ディズレーリ、スエズ運河株を買収
1877 ビクトリア女王、インド女帝に推戴される
1881 アフガニスタンを保護国化
1884 第三次選挙法改正。フェビアン協会結成(フェビアン主義)
1886 首相グラッドストーン、アイルランド自治法案提出。1893、再提出(アイルランド自治問題)
1898 ファショダ事件勃発
1899~1902 第二次ブーア戦争
1900 労働代表委員会結成
1901 オーストラリア連邦成立
1902 日英同盟成立(~1921)
1904 イギリス・フランス協商成立
1906 労働代表委員会、労働党と改称
1907 イギリス・ロシア協商成立(三国協商成立)
1910 南アフリカ連邦成立
1911 議会法により貴族院の権限制約
1914 アイルランド自治法案、議会を通過。第一次世界大戦勃発
1917 バルフォア宣言。英王家、ウィンザー家と改称
1918 第四次選挙法改正。第一次世界大戦終結
1919 ベルサイユ条約締結
1921 ワシントン会議(~1922)で四か国条約により日英同盟廃棄
1922 アイルランド自由国成立
1924 初の労働党内閣成立
1926 ゼネラル・ストライキ
1928 第五次選挙法改正
1931 ウェストミンスター憲章成立
1932 オタワ会議
1938 ミュンヘン会談で首相チェンバレン、宥和政策を守る
1939 第二次世界大戦始まる
1941 首相チャーチル、アメリカのルーズベルトと会談し、大西洋憲章を発表
1945 第二次世界大戦終結。アトリー労働党内閣成立
1947 インド、パキスタン独立
1949 アイルランド共和国成立
1952 エリザベス2世即位
1956 スエズ戦争
1961 南アフリカ連邦、イギリス連邦を離脱
1963 EEC(ヨーロッパ経済共同体)加盟を申請
1969 北アイルランドに暴動頻発(北アイルランド紛争)
1970 北海油田発見
1973 EC(ヨーロッパ共同体)加盟実現
1979 サッチャー保守党首、初の女性首相に就任
1981 労働党右派、離党して社会民主党を結成
1982 フォークランド諸島で紛争
1983 総選挙でサッチャー政権圧勝
1985 炭鉱労働者のストライキ敗北
1987 総選挙で保守党圧勝。サッチャー政治の全盛期到来
1989 サッチャー首相EC統合にブレーキをかける
1990 「人頭税」とよばれる税制導入に対し、反対デモ全国に拡大。サッチャー保守党党首を辞退。かわってメージャーが首相に就任
1992 保守党総選挙で勝利
1993 8月マーストリヒト条約(ヨーロッパ連合条約)を批准。12月メージャー首相が「北アイルランド和平共同宣言」に署名
1994 4月イギリス鉄道公社(BR)の分割民営化が始まる。5月英仏海峡トンネル(ユーロトンネル)が開業、11月ユーロスターが営業運行を開始する
1995 5月チャールズ皇太子がイギリスの王族として初めてアイルランドを公式訪問。10月度量衡制度がヤード・ポンド法からメートル法に切り替る
1996 8月チャールズ皇太子とダイアナ妃が離婚
1997 総選挙で労働党圧勝、ブレア政権誕生。7月香港の主権を中国に返還。8月ダイアナ元皇太子妃がパリで交通事故死
1998 北アイルランド紛争で包括和平合意が成立
1999 1月のEU通貨統合には不参加。北アイルランド自治政府発足。ウェールズとスコットランドで地方議会が復活
2000 5月初のロンドン市長選で無所属のケン・リビングストン下院議員が当選。12月北朝鮮と国交樹立、クローン技術の医療研究への応用を認める法案が下院で可決
2001 総選挙で労働党が1997年に続いて圧勝
2002 エリザベス女王(エリザベス2世)即位50周年。3月エリザベス皇太后(エリザベス女王の母)死去
2003 イラクの大量破壊兵器排除とフセイン政権打倒を目的として、イギリス軍がアメリカ軍と共にイラクを武力攻撃(イラク戦争)
2004 3月ブレア首相がリビアを訪問し、最高指導者カダフィ大佐と会談
2005 2月「狩猟禁止法(キツネ狩り禁止法)」が施行。4月チャールズ皇太子、カミラ・パーカー・ボウルズと再婚。5月総選挙で労働党の議席数が大幅に減少したが過半数を獲得、ブレア政権は労働党として初の3期連続政権を実現。7月6日国際オリンピック委員会(IOC)が2012年第30回夏季オリンピックの開催地をロンドンに決定。同月7日グレンイーグルズでの主要国首脳会議(G8(ジーエイト)サミット)開催中に、ロンドン中心街でロンドン同時爆破テロが発生、死者56名(実行犯4名を含む)、負傷者700名以上。12月同性婚を認める「同性市民パートナー法」が施行
2006 3月上院資金融資疑惑発覚。4月反テロ法施行。5月4日地方議会選挙で労働党が大敗、同月5日内閣改造を実施。9月ブレア首相1年以内の退陣を表明
2007 5月北アイルランドの自治政府が4年7か月ぶりに復活。6月27日ブレア首相退任、ブレア政権は10年で幕を閉じる。ブラウン首相就任

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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