イサベル アジェンデ(英語表記)Isabel Allende

現代外国人名録2016 「イサベル アジェンデ」の解説

イサベル アジェンデ
Isabel Allende

職業・肩書
作家

国籍
チリ

生年月日
1942年8月8日

出生地
ペルー・リマ

資格
米国芸術文学アカデミー会員〔2004年〕

受賞
全米図書賞〔1988年〕「エバ・ルーナ」,ガブリエラ・ミストラル賞〔1990年〕

経歴
チリの名門アジェンデ家の一員。3歳の時に両親が結婚を解消、母とチリの祖父母の家で暮らす。高校卒業後は国連機関に勤めた後、雑誌やテレビでジャーナリストとして活躍。1962年結婚。’73年叔父にあたるサルバドール・アジェンデ大統領がクーデターで暗殺され、’74年混乱の中でベネズエラ亡命。’82年自伝的色彩の強い「精霊たちの家」で作家デビュー、この小説によって世界的に名を知られるようになる。’87年に離婚、’88年再婚により米国カリフォルニアへ移る。第2作は「愛と影について」(’84年)。続いて執筆した「エバ・ルーナ」(’87年)により、全米図書賞を受賞。ラテンアメリカを代表する作家の一人。他の著書に「エバ・ルーナのお話」(’89年)、「天使運命」(’99年)、「神と野獣の都」(2002年)、「ゾロ」(2005年)、ノンフィクションパウラ水泡(みなわ)なすもろき命」(1994年)、エッセイ集「アフロディテ」(’98年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android