イスチグアラスト/タランパジャ自然公園群(読み)イスチグアラスト タランパジャしぜんこうえんぐん

世界遺産詳解 の解説

イスチグアラスト タランパジャしぜんこうえんぐん【イスチグアラスト/タランパジャ自然公園群】

2000年に登録された世界遺産自然遺産)で、アルゼンチンの北西部、サン・ファン州とラ・リオハ州に位置する。イスチグアラスト州立公園タランパジャ国立公園の2つの自然公園で、総面積2753km2。地質学史でイスチグアラスト累層と呼ばれる三畳紀後期(2億3000万年前~2億500万年前)から現代までの哺乳類祖先や、恐竜植物などの大陸化石が最も完璧な形で発掘された。古代を例証する重要な地域として、世界遺産に登録された。 ◇英名はIschigualasto/Talampaya Natural Parks

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

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