イタリア戦闘ファッシ(読み)いたりあせんとうふぁっし

世界大百科事典(旧版)内のイタリア戦闘ファッシの言及

【ファシズム】より


[運動]
 まず運動としてのファシズムについていえば,イタリア・ファシズムとドイツのナチズムがその代表であることはいうまでもない。イタリア・ファシズムの運動は1919年3月に〈イタリア戦闘ファッシ〉として出発,行動隊組織による街頭支配によって勢力を拡大,その仕上げとしての〈ローマ進軍〉によって政権についた。政権掌握時の国会議席は35にすぎなかったが,行動隊を中心としたその党組織からいえばイタリア最大の政党であった(イタリアのファシズム運動については後述する)。…

※「イタリア戦闘ファッシ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android