イバラガニ(荆蟹)(読み)イバラガニ(英語表記)Lithodes turritus

世界大百科事典 第2版の解説

イバラガニ【イバラガニ(荆蟹) Lithodes turritus】

甲殻綱タラバガニ科の1種で,カニ型であるが分類学的には異尾類(ヤドカリ類)に属する。相模湾から土佐湾の水深300~600mに分布する日本固有種。タラバガニ称されることも多い。幅20cm。甲は紫褐色,甲縁,はさみ脚,歩脚は紅色で,アカガニと呼ばれることもある。額角は細長く,ほぼ水平に突出して先端が二叉(にさ)する。額角の中央部に1対のとげがやや背側を向いて出ている。胃域,心域に各四つ,鰓域(さいいき)に二つ,側縁に各八つ,後縁に四つの円錐形突起がある。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

大学入試センター試験

国立大学の共通第1次学力試験制度は、1979年度に導入された。入学試験を第1次と第2次とに分け、第1次試験は大学入試センターが共通学力試験を実施。第2次試験は各大学がきめ細かな入学者選抜を行うことを目...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android