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イブキジャコウソウ(伊吹麝香草) イブキジャコウソウThymus quinquecostatus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)
イブキジャコウソウ
Thymus quinquecostatus

シソ科の小低木で,草のようにみえる。高山や日当りのよい岩地,ときには海岸にも生える。高さ 10cmぐらい。茎は地上をはい,多数の枝を出す。葉は両面に腺点があり,長さ5~10mmの長楕円形で,対生する。植物全体に香油を含んで芳香があり,和名はその香りに由来する。6~7月,枝先に淡紅色で長さ4~5mmの唇形花を数段の穂状につける。南ヨーロッパ原産の近縁種で,香料のタイム thymeの原料植物であるタチジャコウソウ T. vulgarisの代用とし,薬用にする。

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