イブラヒム・ミュテフェッリカ(英語表記)İbrahim Müteferrika

世界大百科事典 第2版の解説

イブラヒム・ミュテフェッリカ【İbrahim Müteferrika】

1674ころ‐1745
オスマン朝の官人,外交官。トランシルバニアクルジュでキリスト教徒の子として生まれ,聖職者としての教育を受けたが,イスラムに改宗しオスマン朝に仕え,主として外交の分野で活躍した。改宗の事情については諸説がある。彼はオスマン朝への活版印刷術の導入者として知られる。オスマン帝国領内では,1493年以来,非ムスリム臣民は各自の言語により活版印刷所を開設していたが,アラビア文字による活版印刷に対しては宗教界の反発も強く印刷所もなかった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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