コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

イブン・バーッジャ イブン・バーッジャ Ibn Bājjah

2件 の用語解説(イブン・バーッジャの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

イブン・バーッジャ
イブン・バーッジャ
Ibn Bājjah

[生]1095頃.スペインサラゴサ
[没]1139.5. モロッコフェス
イスラム時代スペインの哲学者,政治家。ラテン名は Avempace。アリストテレスの理論をよりどころとして合理主義的な哲学思想を展開したが,コーランやイスラムの信条を否定する無神論と非難され,フェスで毒殺された。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

イブン・バーッジャ
いぶんばーっじゃ
Ab Bakr Muammad ibn Yay al-'igh ibn Bjja
(?―1138)

イスラム哲学者。ラテン名はアベンパケAvempace。スペインのサラゴサに生まれる。ムラービト朝の宰相として活躍し、政務のかたわらアリストテレス哲学を研究する。人間理性を重視し、霊魂の完成には哲学が不可欠であると説く。哲学的認識を高めていくことで霊魂は純化し、純粋知性の認識が可能となり、人間の最高の幸福が実現するという。彼の主知主義的傾向はイスラム教徒大衆の反感を買い、ついには政敵の謀略に陥り、毒殺されたという。[松本耿郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

イブン・バーッジャの関連キーワードカエサラウグスタ劇場サラゴサ大聖堂スーダの塔スペイン村ピラール広場スペイン領サハラ組曲「スペイン」スペイン舞曲集グルナッシュプエブラ・デ・サラゴサ

今日のキーワード

太陽系外惑星

太陽以外の恒星を回る惑星。その存在を確認する方法として、(1)惑星の重力が引き起こす恒星のわずかなふらつき運動を、ドップラー効果を用いて精密なスペクトル観測により検出する、(2)惑星が恒星の前面を通過...

続きを読む

コトバンク for iPhone