イブン・アルファラディー(英語表記)Ibn al‐Faradī

世界大百科事典 第2版の解説

イブン・アルファラディー【Ibn al‐Faradī】

962‐1013
イスラム時代のアンダルスの学者。コルドバに生まれ,当地で法学,伝承学,文学,歴史学などを学んだ後,メッカ巡礼を敢行した。カイロ,カイラワーンを経て帰郷後,後ウマイヤ朝下のバレンシアの裁判官(カーディー)に任命された。著書《アンダルスの学者列伝》は,以後当地における伝記集の模範となった。ベルベルによってコルドバが襲撃された時,自宅で殺害された。【花田 宇秋】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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