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イブン・ザイドゥーン Ibn Zaydūn

世界大百科事典 第2版の解説

イブン・ザイドゥーン【Ibn Zaydūn】

1003‐70
アンダルス後ウマイヤ朝衰亡ののちの群雄割拠の時代に生まれ,波乱万丈の政治生活を送った詩人。権力者イブン・ジャフワルを助けて宰相となるが,讒言(ざんげん)にあって投獄されるなど,なん度も浮沈を経験している。しかしウマイヤ朝カリフの娘で,詩人でもあったワッラーダとの結ばれぬ恋をうたった詩で名声をはせた。格調高い伝統的な詩法は一代を画しているが,東方では詩作品よりも独創性の強い書簡文学で高く評価されている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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