イリヤ カバコフ(英語表記)Ilya Kabakov

現代外国人名録2012の解説

イリヤ カバコフ
Ilya Kabakov


国籍
ロシア

専門
美術家;挿絵画家

生年月日
1933/9/30

出生地
ソ連ウクライナ共和国ドニエプロペトロフスク

学歴
スリコフ記念美術大学〔1957年〕卒

経歴
モスクワの美術大学で学んだ後、挿絵画家に。1960年代モスクワのアンダーグラウンド芸術の潮流から登場し、’70年代終わりまで絵画、絵画レリーフ、廃棄物を組み合わせたジャンクアートなどを制作。’85年スイス・ベルン市美術館で開かれた個展が反響を呼び、ドイツで学ぶ機会を得る。’89年からは先にソ連を出ていた妻エミリアと共同でニューヨークを拠点にインスタレーション(架設的な装置表現)の制作を始める。以来、絵画やオブジェ、音楽などを用いた“トータル・インスタレーション”という表現方法で国際的に活躍。主な作品に「巨大なアルヒーフ」「芸術家の絶望」「ロシア世界」「天使と出会う方法」など。’93年ベネチア・ビエンナーレにロシア館代表作家に選ばれる。’91年以来、たびたび来日。’99年日本で初の個展「シャルル・ローゼンタールの人生と創造」が開催される。2000年越後妻有アートトリエンナーレに「棚田」(彫刻)を制作。2004年東京でイリヤ&エミリア・カバコフ展「私たちの場所はどこ?」を開催。2007年「イリヤ・カバコフ『世界図鑑』絵本と原画」展を開催。同年「イリヤ・カバコフ自伝」が邦訳刊行された。2008年ロシアのプーシキン記念美術館で夫婦の大規模回顧展が開催される。

受賞
世界文化賞(彫刻部門,第20回)〔2008年〕

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2012」(2012年刊)現代外国人名録2012について 情報

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