イリーナ ハカマダ(英語表記)Irina Mutsuovna Hakamada

現代外国人名録2016 「イリーナ ハカマダ」の解説

イリーナ ハカマダ
Irina Mutsuovna Hakamada

職業・肩書
政治家 元ロシア下院議員・副議長

国籍
ロシア

生年月日
1955年4月13日

出生地
ソ連ロシア共和国モスクワ(ロシア)

学歴
モスクワ大学経済学部卒,モスクワ大学大学院修了

学位
経済学博士

経歴
父は日本共産党員の袴田陸奥男、母はロシア人。父に反発して学生時代からリベラルな思想を持ち、ゴスプラン勤務、リハチョフ工場附属学校教授、コンピュータ会社経営などを経て、1988年から全ロシア原材料商品取引所理事。’92年5月ロシア初のブルジョア政党といわれる“経済自由党”創設に参加。同年12月第1回党大会で初代党書記長(党首)に選出。’93年12月新議会選挙で国家会議(下院)議員に当選、ロシア初の日系議員となる。その後、党とは距離を置き、無所属の改革派議員からなる院内会派“十二月十二日自由民主同盟”を率いる。’94年11月ソスコベツ第1副首相に同行して来日。’95年12月再選。のち“共通事項”を率いる。’97年小企業家支援発展国家委員会議長に就任。その後、ネムツォフ元第1副首相らと連合正義”を率い、’99年8月キリエンコ元首相の率いる“新しい力”とともに選挙連合・右派同盟を結成し、同年11月下院議員に当選。2000年6月日系人として初の下院副議長に選出。2004年大統領選に無所属で出馬作家デザイナーとしても活躍。1998年1月来日。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android