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インド・パキスタン戦争 インドパキスタンせんそう

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世界大百科事典 第2版の解説

インドパキスタンせんそう【インド・パキスタン戦争】

1947年8月のインドパキスタン分離独立以降,印パ両国の3度にわたる戦争を指す。両国の対立は,分離独立にいたる国家建設理念への相互不信を起点とし,カシミールの帰属問題を軸として展開されてきた。47年10月,パシュトゥーン部族がカシミール渓谷に侵入し,その背後にパキスタンの手があるとみた当時のカシミール藩王(ヒンドゥー教徒)はインドへの編入を求め,インドの支援を要請したことから印パ対立は始まった。空輸されたインド兵はカシミール渓谷掃討作戦を展開し,ほぼ制圧に成功した。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のインド・パキスタン戦争の言及

【インド[国]】より

…94年のインドとパキスタンの軍事費は両国の国内総生産(GDP)のそれぞれ3.6%,7%を占めている。これはカシミール問題に端を発した3度にわたるインド・パキスタン戦争,62年のインドと中国の戦争,および米ソをはじめとする諸国からの武器売込みの結果である。この巨大な軍事費はより平和に役立つ仕方で支出しうるもので,例えば両国の戦車1台の購入費400万ドルがあれば両国の400万人の子どもに免疫ワクチンを投与することができる。…

【戦争】より

…第3は,領域ないし他の利害のために行われる国境戦争である。1971年のインド・パキスタン戦争はクラウゼウィツ的な意味での古典的形式を帯びた戦争であった。二つの正規軍が衝突し,勝利した側がその政治目的(この場合,争点は領土の征服ではなく,パキスタンの解体=バングラデシュの独立という第2の類型に属するものであるが)を達成したからである。…

【バングラデシュ】より

…ただちにアワミ連盟を中心にバングラデシュの独立が宣言され,ゲリラ戦による独立戦争が始まった。臨時政府にはゲリラ戦を長期にわたって支える基盤も力量も欠けていたが,71年12月インドが大量難民の流入を理由に介入,第3次インド・パキスタン戦争が始まり,パキスタン軍の無条件降伏によって,バングラデシュは〈解放〉された。
[ムジブル・ラーマン政権]
 こうして1971年12月16日,バングラデシュ人民共和国が独立国として発足した。…

※「インド・パキスタン戦争」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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