イヴァン クリマ(英語表記)Ivan Klíma

現代外国人名録2016 「イヴァン クリマ」の解説

イヴァン クリマ
Ivan Klíma

職業・肩書
作家

国籍
チェコ

生年月日
1931年9月14日

出生地
チェコスロバキア・プラハ(チェコ)

学歴
カレル大学〔1956年〕卒

受賞
フランツ・カフカ賞〔2002年〕,カレル・チャペック賞〔2010年〕

経歴
技術者の家に生まれる。第二次大戦中、ナチス・ドイツがテレジーンに建設した強制収容所で3年間を過ごす。カレル大学でチェコ語文芸学専攻、卒業後は編集者として働き、1968年の“プラハの春”時代、チェコ作家協会の機関誌編集に携わる。’69年ミシガン大学客員教授を務めるが、翌年には帰国。共産主義体制の末期から作家として高い評価を受け、’89年自由化後の初代チェコ・ペンクラブ会長となる。著書に「僕の陽気な朝」(’79年)、「My Golden Trades」(’92年)、「The Spirit of Prague」(’94年)、「聖者でも天使でもなく」(’99年)、「カレル・チャペック」(2001年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android