イーゴリ オイストラフ(英語表記)Igor Oistrakh

20世紀西洋人名事典 「イーゴリ オイストラフ」の解説

イーゴリ オイストラフ
Igor Oistrakh


1931.4.27 -
ソ連のバイオリン奏者。
オデッサ生まれ。
20世紀を代表するバイオリン奏者オイストラ,ダヴィトを父として生まれ、モスクワ音楽院において、父と父の師であるストリャルスキーに師事した。1949年世界青年音楽祭コンクール、続いて’52年ヴィエニャフスキ国際バイオリンコンクールで優勝し、’53年父とともにロンドンデビュー。’58年から母校教鞭をとり、ソビエトのバイオリン界をになう演奏家として実力を評価されている。夫人はピアニストナターリャ・ツェルサロヴァである。主な作品に父が指揮したチャイコフスキー「バイオリン協奏曲」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android