ウィルフライド・エドワード・レ・グロス クラーク(英語表記)Wilfrid Edward Le Gros Clark

20世紀西洋人名事典 の解説

ウィルフライド・エドワード・レ・グロス クラーク
Wilfrid Edward Le Gros Clark


1895.6.5 - 1971.6.28
英国解剖学者,外科医
元・オックスフォード大学教授。
ハートフォードシャー州ヘメル・ヘンプステッド生まれ。
1912年入学、奨学金を得てセントトマス病院に入り、’17年医師資格を取得、’19年王立外科医師会会員となる。その後、ボルネオでの原始霊鳥類の進化に関する研究を経て、セントトマス病院、セントバーソロミュー病院で解剖学教授を歴任、’34〜’62年オックスフォード大学解剖学教授を務める。この間、’59年同大に新しい解剖学部部門を創設するなど、解剖学の教育に深い影響を与え、また’55年にはナイトに叙せられた。主な著書に「身体の組織」(’39年)、自伝「たのしい冒険の歌」(68年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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