ウイリアム オスラー(英語表記)William Osler

20世紀西洋人名事典 「ウイリアム オスラー」の解説

ウイリアム オスラー
William Osler


1849.7.12 - 1919.12.29
英国医学者。
カナダのオンタリオ州ボンドヘッド生まれ。
マクギル、ペンシルベニア、ジョンズ・ホプキンズ、オックスフォードの各大学教授を歴任する。寄生虫に関する研究のほか、血小板痘瘡結核などに関心を持ち、遺伝性出血性毛細血管拡張症(オースラー病)、亜急性細菌性心内膜炎(オースラー結節)に名が残る。ドイツ医学と英米系医学の結合に尽力した。主な著書に、標準的教科書として広く読まれている「医学の原理と実際」、「医学の改革」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android