ウェストン(Edward Weston、発明家)(読み)うぇすとん(英語表記)Edward Weston

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

ウェストン(Edward Weston、発明家)
うぇすとん
Edward Weston
(1850―1936)

アメリカ発明家。イングランド西部のシュロップシャーに生まれ、医学を修め、1870年アメリカに渡った。物理学化学への興味から、ニッケルめっき会社に入り、そこでめっき用電源としてダイナモを利用することを思い付き、独立して会社を設立し、発電機改良を手がけた。電流測定用に安定度の高いカドミウム電池を開発した。これはウェストン標準電池として広く知られている。

[高橋智子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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