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ウシノケグサ(牛の毛草) ウシノケグサFestuca ovina; sheep's fescue

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ウシノケグサ(牛の毛草)
ウシノケグサ
Festuca ovina; sheep's fescue

イネ科の多年草で,乾いた山地や高山に生える。日本をはじめ北半球に広く分布する。短い根茎から多数の葉や茎 (稈) を密に出す。茎は細く緑色,高さ 30~50cmになる。葉は針形で長さ5~15cmの淡緑色。6~7月の頃,茎頂に長さ6~10cmの花穂を出す。小穂は長さ6~7mm,3~5花から成る。牧草にも使われ,収量は少いがやせ地にも生育し,ヒツジがこれを好む。同属のもので牧草としても最も重要なものはヒロハノウシノケグサ F. elatior; meadow fescueでヨーロッパに最も普通で,日本にも輸入され各地に帰化している。葉の幅が広く,全体も大型で 1m近くなる。近縁の別種で茎の高さ 50~120cmにもなるオオウシノケグサ F. rubra; red fescueも牧草になる。またこれらの草は芝草にも用いられる。

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