ウバザメ(姥鮫)(読み)ウバザメ(英語表記)Cetorhinus maximus

世界大百科事典 第2版の解説

ウバザメ【ウバザメ(姥鮫) Cetorhinus maximus】

ネズミザメ目ウバザメ科の海産魚(イラスト)。歯が小さく一見したところ歯がないように見え,また長い鰓孔(えらあな)がしわのように見えるので,おばあさんの意味の姥(うば)からこの名が生じた。愚鈍に見えるのでバカザメ,幼時には鼻先がとがるのでテングザメともいう。英名はbasking shark(ひなたぼっこをするサメの意)。世界に1科1属1種で,全世界の寒海部に多く,日本近海では春先に沿岸域に出現する。体が大きく,のどから背中までのびる鰓孔をもつのが特徴。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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