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ウルグ・ベク Ulugh Beg

世界大百科事典 第2版の解説

ウルグ・ベク【Ulugh Beg】

1394‐1449
西アジアのティムール朝の第4代君主。在位1447‐49年。ティムールの孫でシャー・ルフの子。父に代わってサマルカンド地方を支配したが,すぐれた学者であり,ことに天文学に詳しかった。1420年ごろサマルカンドの東郊に大天文台を建設し,ここで行った観測を基礎に天文表を作った。これには1018個の恒星の位置観測が含まれている。シャー・ルフの没後,国内は乱れ,ウルグ・ベクはその子が雇った刺客の手にかかって殺され,それとともにティムール朝は急速に衰えた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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