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ウンリュウヤナギ うんりゅうやなぎ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウンリュウヤナギ
うんりゅうやなぎ / 雲竜柳
[学]Salix matsudana Koidz. var. tortuosa Vilm.

ヤナギ科の落葉高木。枝がよじれ屈曲し、やや垂れ下がる特性がある。成葉は狭披針(きょうひしん)形で上下にうねり、縁(へり)に細鋸歯(さいきょし)がある。若葉には絹毛があるが成葉では無毛、裏面は粉白色。雌雄異株。春から初夏にかけて、葉とともに長さ2センチメートル前後の花穂を出す。雄穂のほうが長い。雄花は雄しべ2本、雌花とともに腺体(せんたい)は背腹それぞれ1個ある。子房は無毛で柄(え)も花柱もほとんどない。中国原産で観賞用に栽植され、雄木のほうが多い。母種のペキンヤナギも日本には自生せず、枝は屈曲せずよじれない。[菅谷貞男]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内のウンリュウヤナギの言及

【ヤナギ(柳)】より

…葉は広線形で全縁,しばしば偽対生となる。(9)シダレヤナギS.babylonica L.var.lavallei Dole(英名weeping willow)(イラスト)とウンリュウヤナギS.matsudana Koidz.はいずれも樹高15mに及び,街路樹や川辺の並木として広く栽培される。両種ともに中国原産で,細い枝は長く下垂し,葉は披針形,尾状鋭尖頭である。…

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