ウーコンシャン(武功山)山脈(読み)ウーコンシャンさんみゃく(英語表記)Wugong shan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ウーコンシャン(武功山)山脈
ウーコンシャンさんみゃく
Wugong shan

中国南東部,チヤンシー (江西) 省からフーナン (湖南) 省にかけて延びる北東から南西方向の山脈。ルオシヤオシャン (羅霄山) 山脈の北部をなす。主峰はチヤンシー省にあるカオティエン (高天) 崖で標高 2020m。地下資源が豊富で,チヤンシー省ではピンシヤン (萍郷) 市とヨンシン (永新) 県の石炭と鉄,シンユイ (新余) 市の鉄,フーナン省ではリーリン (醴陵) 市のマンガン,チャーリン (茶陵) 県のタングステンなどがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android