エウセビオス[ニコメディアの](英語表記)Eusebios

世界大百科事典 第2版の解説

エウセビオス[ニコメディアの]【Eusebios】

?‐341ころ
ニコメディア主教(?‐339)。アリウス派の4世紀前半の中心人物。追放されたアリウスを擁護したが,ニカエア公会議の決議には署名した。のち皇帝コンスタンティヌス1世とのつながりを利用して,ニカエア派のアタナシオス,エウスタティオスなどの追放を画策した。コンスタンティヌス1世に洗礼をほどこし(337),コンスタンティウス2世にも影響をおよぼした。339年よりコンスタンティノープル主教。【森安 達也】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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