エクス・ラ・シャペル会議(読み)えくすらしゃぺるかいぎ

世界大百科事典(旧版)内のエクス・ラ・シャペル会議の言及

【外交官】より

…これらの外交に関する公文書は,本国から出先に対する公式および秘密の訓令,出先から本国政府にあてた各種の報告・意見書,その他の各種の公電などを含み,近代国家では,イギリスの外交文書《ブルー・ブック》に代表されるように,系統的に整理・保存されるようになった。 他方,外交官に関する各種の国際的慣行,外交儀礼などは,15世紀,イタリアの都市国家において恒常的な外交関係維持のため常駐の外交使節を派遣したのが始まりで,1648年のウェストファリア会議から1815年のウィーン会議にかけて発達し,1818年のエクス・ラ・シャペル会議で整理・統一された。この結果,外交使節の階級と名称は,(1)全権大使,教皇遣外使節,(2)特命全権公使,(3)弁理公使,(4)代理公使に統一され,同一階級の場合には着任の正式の通知の日付順に席次が定められることになった。…

※「エクス・ラ・シャペル会議」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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