エクスレバン(英語表記)Aix-les-Bains

デジタル大辞泉 「エクスレバン」の意味・読み・例文・類語

エクス‐レ‐バン(Aix-les-Bains)

フランス南東部、オーベルニュ‐ローヌ‐アルプ地方、サボア県都市ブルジェ湖東岸に位置する観光保養地。古代ローマ時代より温泉地として知られ、当時の浴場遺跡がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「エクスレバン」の意味・わかりやすい解説

エクス・レ・バン
Aix-les-Bains

フランス南東部,サボア地方のブールジェ湖東岸にある保養と温泉の町。人口2万5000(1990)。地形の影響で温暖な気候と豊富な日照を享受する。エクスは水を,バンは浴場を意味する。アルプス前山地帯の入口に位置し,療養に訪れる人は年間4万8000人とフランス最大である。ローマ時代の浴場等の遺跡が残る。ジュリー・シャルルとの邂逅ラマルティーヌに詩の霊感を与えた地である。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エクスレバン」の意味・わかりやすい解説

エクスレバン
Aix-les-Bains

フランス南東部,サボア県の町。ジュネーブ南西にあるアルプスの温泉保養地で,ブールジェ湖畔にあり,またルバール山 (1538m) へのケーブルもあって,夏冬を通じて観光・保養地となっている。硫黄泉とアルカリ泉はローマ人が開発したもの。機械,電機工業も発達。人口2万 4826 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android