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エコール・ド・パリ École de Paris

世界大百科事典 第2版の解説

エコール・ド・パリ【École de Paris】

パリに定住し制作した外国人芸術家の集団を指し,各時代にこうした集団が存在したが,この用語が用いられるのは,(1)13世紀,聖ルイ王の保護下に手写本彩飾画を制作した画派,(2)第1次大戦前後から第2次大戦前までの間の画家たち,そして(3)第2次大戦後の主として抽象的傾向の外国人画家たちに関してである。しかし,通常は,主として二つの大戦間のパリ,それもモンマルトルモンパルナスで制作した外国人画家たちに用いられる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のエコール・ド・パリの言及

【藤田嗣治】より

…乳白色の絵肌に,面相筆による墨色で輪郭線をとり,数多くの裸婦や猫,あるいは室内風景を描き,その細密描法によって一躍名をあげ,21年には同展審査員となった。 数々の奇行と言動も加わって,エコール・ド・パリの寵児となるが,この時期にひとつの個性的な様式を確立させた藤田の芸術的価値に注目すべきである。西欧絵画の移植過程においてのみ考察されている近代日本の洋画史のなかで,独自の画風を確立させたことのみならず,後年,日本画壇と決別する際に残した〈国際的水準に達することを祈る〉という言葉に,藤田の,日本の美術界の閉鎖性を打破しようと努力した開拓者としての一面をみることができる。…

※「エコール・ド・パリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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