エジプトアラブ共和国(読み)エジプト(その他表記)Egypt

翻訳|Egypt

デジタル大辞泉 「エジプトアラブ共和国」の意味・読み・例文・類語

エジプト(Egypt)

アフリカ北東部の国。正称エジプト‐アラブ共和国。首都カイロ国土の多くは砂漠で、ナイル川流域で綿花サトウキビなどを栽培。スエズ湾岸などから石油も産する。古代文明の発祥地で、ピラミッドなどの遺跡が多い。1922年王国として独立。1953年共和国となり、1958年アラブ連合共和国、1971年より現名称。人口1億206万(2021)。アラビア語でミスル。
[補説]「埃及」とも書く。

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精選版 日本国語大辞典 「エジプトアラブ共和国」の意味・読み・例文・類語

エジプト‐アラブ‐きょうわこく【エジプトアラブ共和国】

  1. エジプト

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旺文社世界史事典 三訂版 「エジプトアラブ共和国」の解説

エジプト−アラブ共和国
エジプト−アラブきょうわこく
Arab Republic of Egypt

アフリカ大陸の北東端にある共和国で,アラブ世界の指導的地位にある。首都カイロ
1952年の革命国王が追放され,翌年エジプト共和国が成立,58年2月シリア共和国とともにアラブ連合共和国を組織した。1961年9月シリアにクーデタが起こり離脱。1971年9月,現在の名称に改めた。

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世界大百科事典(旧版)内のエジプトアラブ共和国の言及

【エジプト】より

…アフリカ大陸の北東隅,ナイル川第1急湍(たん)以北の約1200kmにわたる細長い流域地帯が本来のエジプトで,地形上幅8~25kmの河谷地帯(上エジプト)と河口のデルタ地帯(下エジプト)とからなる。古くよりガルビーヤ砂漠中のオアシス(シワSiwa,バフリーヤal‐Baḥrīya,ファラーフィラal‐Farāfira,ダーヒラal‐Dākhila,ハーリジャ(カルガ)al‐Khārija,Khargaの各オアシス),第1・第2急湍間の下ヌビア,紅海沿岸,シナイ半島を勢力圏とし,この地域は現在のエジプト・アラブ共和国にほぼ対応する。エジプトという名称は,古都メンフィスの別名フウト・カ・プタハḤut‐ka‐Ptaḥに由来するとみられるギリシア名アイギュプトスAigyptosの転訛である。…

※「エジプトアラブ共和国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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