エゾニュウ(読み)えぞにゅう

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

エゾニュウ
えぞにゅう
[学]Angelica ursina (Rupr.) Maxim.

セリ科の多年草。茎は高さ3メートルにも達し、壮大。葉は2~3回3出羽状複葉。上部の葉は退化して赤褐色の鞘(さや)となる。花は8月、大形の複散形花序に多数つき、白色。果実は広楕円(こうだえん)形、広い翼がある。山地の草原に生え、中部地方以北の本州、北海道、樺太(からふと)(サハリン)、千島などに分布する。[門田裕一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のエゾニュウの言及

【シシウド】より

…本州と九州の山地に分布する。エゾニュウA.ursina (Rupr.) Maxim.は海岸に近い草地に生える巨大な多年草で,茎は高さ1~3m,太さ6cmにも達する。夏に大きい複散形花序をつけ,40~60本の枝の先に,多数の小さい白い5弁の花を散形につける。…

※「エゾニュウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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