エドワード プレスコット(英語表記)Edward C. Prescott

現代外国人名録2016 の解説

エドワード プレスコット
Edward C. Prescott

職業・肩書
経済学者 アリゾナ州立大学教授

国籍
米国

生年月日
1940年12月26日

出生地
ニューヨーク州グレンズフォールズ

専門
マクロ経済学

学歴
スワースモア・カレッジ,ケースウエスタン・リザーブ大学,カーネギーメロン大学

学位
博士号(カーネギーメロン大学)〔1967年〕

資格
米国芸術科学アカデミーフェロー〔1992年〕, 米国科学アカデミー会員〔2008年〕

受賞
ノーベル経済学賞〔2004年〕,アレクサンダー・ヘンダーソン賞〔1967年〕,ネンマーズ賞〔2002年〕,スウェーデン国立銀行賞〔2004年〕

経歴
1967年ペンシルベニア大学助教授、’71年カーネギーメロン大学助教授、’72年准教授、’75〜80年教授。’80〜98年、’99年〜2003年ミネソタ大学教授。1998〜99年シカゴ大学教授。2003年よりアリゾナ州立大学教授。1980年〜2003年ミネアポリス連銀上級アドバイザー、2003年よりシニア・マネタリー・アドバイザー。1970年代後半から’80年代にかけて、“リアル・ビジネス・サイクル(実物的景気循環)”などの理論を構築。合理的な期待に基づいて行動する場合、その場の裁量ではなく、厳格なルールに基づく経済政策が効果的であることを立証。さらに供給側の変動で景気循環が起こることも解明した。これらの理論はレーガン米政権やサッチャー英政権をはじめ、多くの国、機関での経済政策に反映される。2004年これらの業績により、カーネギーメロン大学のフィン・キドランド教授とともにノーベル経済学賞を受賞

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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