エリナー[アキテーヌ](英語表記)Eleanor of Aquitaine; Eleonore(Alienor) d'Aquitaine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エリナー[アキテーヌ]」の意味・わかりやすい解説

エリナー[アキテーヌ]
Eleanor of Aquitaine; Eleonore(Alienor) d'Aquitaine

[生]1122.2.3.
[没]1204.4.1. フォントブロー
イングランド王ヘンリー2世の妃。フランス名エレオノール・ダキテーヌ。アキテーヌ公の娘で 1137年公領を継承。同年フランス王ルイ7世と結婚したが不和となり,離婚。 52年当時アンジュー伯でノルマンディー公のヘンリー2世と再婚。多くの王子を産んだが,彼らを王に反抗させたため約 15年間監禁され,王の死によって解放。その後,子のリチャード1世を助けて国政に重きをなした。

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